食べ物の恨みは恐ろしいのだ

 リウコと私は、近い将来、ものすごいライバルになれそうですよ。というよりも、すでになっている?
 イクラカズノコなんかを目の前にすると、もうすごいのなんのって。一言で表すのであれば、修羅場というか。2人して、目一杯頬張りながらも両手にブツを持っていたり。それじゃ、味なんてわかんねーだろっていう状況を見ることができます。
 ミスドでドーナツ買っても、私が一番目を付けてたものから食べられてしまうし、外食にしたって私がオーダーしたものをとられちゃう。
 早く食べちゃったもの勝ちなのですよ!
 そもそも、何故、敵は、私が好むものばかりに目を付けるんでしょうか。ちなみに彼は、私とは正反対の好みだったりするので、傍観してます。チッ。


 というわけで、リウコに気付かれないように台所の片隅なんかでこっそりと(自分的)ご馳走を食べる日々。お寿司も、いくらを先に立ち食いしてから、テーブルに持って行きます(笑)。
 そうそう、今日は、プリンを3口で食べましたヨ。もちろん、敵の目を盗みつつの立ち食いです(哀)。


 今は食べ物が主な争いの元だけど、そのうちテレビのチャンネルとか、玩具とか、ありとあらゆるものを奪い合うようになりそう……。